何事も無いのに、いつでも悲しんでるのは病気と言えますが、鬱病の悲観には公共性がある理由があります。病気ではないので鬱病とは言わず「慢性的な鬱」と言いますが、慢性的な鬱の人が、その理由を誰にも言わないのは、「誰かに言う」と言うのは問題の解決が期待できるからで、「この問題は誰にも解決できない」と確信していれば、人は誰にも言わないものです。慢性的な鬱は理論的な教育が普及すればするほど蔓延します。今のところは解消不可能と思われていますが、しかしこの問題は完全に解消する必要があるので、21世紀中には解消されるでしょう。©洪 経世