その証拠は、科学的に考えれば考えるほど感覚は真実ではない事になるんですが、しかしそれは矛盾で、感覚が真実ではないんなら、その「感覚は真実ではない」と言う感覚も真実ではない事になるので、やはり感覚は真実と言う事になります。不可能なんですよ感覚の真実性を否定する事は。しかし科学では感覚の真実性を説明する事はできません。それが科学の限界で、科学は必ず正しい訳ではない事の証拠なんですが、そうなると、科学的証拠は必ず正しいとは限らない事になります。インチキ霊能とかインチキ超能力を見抜く場合なんかは正しい場合が多いと思いますが、科学は使い所が難しくて、どこでも通用するわけではないが、上手く使えば、スマホが作れたりして面白い。でも使い所を間違うと、刃物のように、極めて不穏な状態を作り出します。科学は正義の基準には成り得ません。©洪 経世