都会では人の価値は低い©洪 経世

誰も居ない山の中で人に出会うと、どんな相手でも、その人の存在に有難味を感じるそうですが、それは人が珍しいからで、都会は溢れるほど人がいるから、人に有難味を感じなくなるわけです。どんなものでも流通量が増えると価値が下がります。通貨でさえそうです。人も例外ではない、と言う事ですね。それが都会の孤独の原因なんでしょうけど、人口が減ったら都会じゃないから減らせない。減らせないんなら人の価値は下がり続ける。都会には、そんな自滅的な性質が元々有るんでしょうね。©洪 経世