実は資本主義が正義©洪 経世

資本主義と共産主義の違いを説明したサイトや本は多くありますが、どれも文章が長いので、理解できないと言うより、多くの人は読む気がしないと思います。要するに資本主義とはなんなのか、共産主義とはなんなのか、その核を言えば、資本主義は「オーナー制」で、共産主義は「非オーナー制」です。資本主義と共産主義の違いはそれだけです。資本主義者は当然、オーナー制が正義だと言います。共産主義者は非オーナー制が正義だと言います。オーナーは働いていないのに収入が多い。労働者は働いているのに収入が少ない。不公平だ。オーナー制を廃止すれば健全(平等)な社会になる。それが共産主義が正義だと言う根拠です。これに対して資本主義はと言うと、これと言った大義名分がありません。「オーナー制の方が面白い」そんな感じでやってるようです。そんな不真面目な資本主義が、なぜ正義なのかと言うと、オーナー制が自然だからなんですよ。一言で言えばね。非オーナー制って言うのは不自然なんです。根拠は、もちろん、自分は自分のオーナーだと言う事です。共産主義の正当化は、究極的には、生命の否定になります。それを正義と言うのは、狂気と言われても仕方がないと思います。©洪 経世