国家の基本は「恋」©洪 経世

国家の基本は「恋」だと言えば、インテリな人はバカにするでしょう。しかし現実は、それが事実です。国家の基本は「家族」です。「個人」ではありません。家族の基本は夫婦です。その夫婦は、何を根拠に夫婦と言うのかと言うと、「役所の手続きだ」と言う人もいるでしょうけど、現実的に考えれば「恋」です。愛じゃないですよ?愛は「差別しない精神」の事だから。恋はその正反対の「その人だけ特別扱いする精神」です。その恋が無ければ国家の最小単位である「家族」が成立しません。と言う事は、国家にとって恋は何よりも重大な事です。何を置いても国民の恋心を政府は守る、それが正常な国家の在り方と言う事になりますが、それ、してませんよね?政府は?どこの国の政府もしていないと思います。不思議なのは、学校は恋に否定的なのに国家が大事だと言ってる事です。国家が大事なら恋が大事なのにです。「国家とは何か」この答えは実はまだ分かっていません。だから、どうすれば良い国家が作れるのか、その方法も分かっていません。何が「良い国家」なのかが分かっていないからです。富国強兵が良い国家と考えられた時代がありましたが、今はもう通用しません。国家は自然にあるものではなく人間が作り出した「作品」です。この作品はこれからどうなって行くんでしょうね。©洪 経世