それがいわゆる神ですね。今ここでする話は法律の生存権以前の生存権の事です。「命が有る」と言うのは、要するに生存権が有ると言う事で、「神が自我に生存権を与える事で人が生まれる」と考える以外に、人が生きている事を合理的に説明する事は不可能だと思いますよ。「命を与える者（神）」と言う考え方を省いてしまうと、人間が生きている事を合理的に説明する事ができないんですよ。その人が本当に自力だけで生きているんなら、生まれたり死んだり自由自在にできるはずです。何度でも。神の存在証明は実はなんでもない事で、あなたが生きている事がそれなんですよ。「生物」が神の存在証明です。©洪 経世