人類が不幸じゃないと宗教は成立しない©洪 経世

本当ですよ。だって、幸せだったら要らないでしょ?宗教なんか?宗教の需要を発生させるには「人類は不幸なんだ」と人類に思わせる必要があるんですよ。だからまず、その話を作る訳です。これこれこうで、人類はこんなに不幸なんですよ、と。そして「どうすればいい?」と言う方へ話を持って行って、そこで教祖を登場させる訳です。「ウチの教祖様を信じれば幸せになれますよ。他の教祖はダメ、ウチの教祖様じゃないとダメですよ」と、なんかどこかで聞いたような、セールストークのような事を言う訳です。そして信者を獲得して行くんですが、その中に大金を動かせる人が居たら「当り!」です。本部の建物が鉄筋コンクリートになる訳です。「ウチの教祖じゃないとダメ」と言うのは、どの宗教にも共通する考え方です。そりゃそうですよね。「ウチの教祖を通さないと神様にも会えないし天国にも行けない」と言うのも、まあだいたいは、どの宗教にも共通してるでしょうね。キリスト教なんか正にそれです。いったい宗教の目的ってなんなんだ?と思う人もいると思いますが、どーなんでしょうね、世界征服かなとも思うんですが、あの連中って基本的に怠け者ですからね。自分は何もしなくても回りがやってくれると思い込んでるようです。世界征服なんて疲れる仕事はやる気はないでしょうね。楽に生活できればそれでいい、そんな感じじゃないですかね。深い考えは無いと思います。あんまりね、宗教を本気にしない方がいいですよ?レジャー感覚でちょうどですよ。©洪 経世