面白さが衣食住と同じくらい重要な理由

なぜ面白さが衣食住と同じくらい重要なのかと言うと、人間の知能は脳の海馬と言う部分で決まるそうで、その海馬は、面白い事が全くない(ストレスを受け続ける)と神経伝達機能が破壊されて認知症になるそうです。要するに、面白い事が全くないと人間の知能は破壊されていくわけです。知能が破壊されたら仕事が出来なくなって衣食住も出来なくなる。だから面白さは衣食住と同じくらい重要なわけです。現に世の中は面白さを中心に動いています。人間は何にお金を払うかと言うと、面白いと思える事に優先的にお金を払っています。衣食住に優先的にお金を払うのは、衣食住が面白いからです。面白さは相対的で、その上、人間には「飽きる」と言う性格があるので、絶対の面白さは無いんですが、衣食住は例外的に「ほとんど絶対」と言えるほどの面白さがあります。つまり、面白さが何の役に立つかと言うと、知能を健全に保つと言う役に立つ訳です。知能を健全に保つ事は最も大事な事で、知能が健全でなければ、良い人生も、良い世の中も有り得ません。本はそれ自体が無条件に面白いのではなく、面白くない本を無理に我慢して読み続けると海馬が破壊されて大変な事になるので、本選びは食べ物を選ぶのと同じくらい慎重になった方が良いでしょう。