プラトン

人類史上最高の文豪は誰かと言えば、たぶんプラトンだと思う。

プラトンの書いてる事が正しいかどうかは別として、文章の巧みさは、シェイクスピアが中学生に思える。

 

でもディオゲネス・ラエルティオスによると、どうもプラトンは仲間内では嫌われていたようだ。プラトンと同じようにソクラテスについての著作を残しているクセノポンとも仲が悪かったとディオゲネス・ラエルティオスは書いている。

実は俺も人間的にはプラトンは嫌いだ。クセノポンとか、ゴルギアスに出てくるカリクレスの方が好きだ。でもプラトンの文才が、大袈裟じゃなく、本当に超人的なのは本当だと思う。

 

プラトンはパイドンでソクラテスに「感覚を真実とすべきではない」と言わせてるが、それは明らかにおかしいのに、プラトンの文章を読んでると、その明らかにおかしい話がおかしくない、正しい事のように思えてくる。それほどプラトンは文芸に優れている。

 

ゴルギアスには、間違いを正しい事のように思わせる事への批判が書かれているが、プラトンは自分も、もしかしたらそうかも、と思う事はなかったのか?