夏特集5 「虫様」の話

これはよく知ってるおじいちゃんに聞いた話。たぶん70年以上前の話だと思う。

 

そのおじいちゃんが子どもの頃に、その地域の畑に大量の虫が発生したそうである。1センチか2センチくらいの、イモ虫みたいな虫だったそうである。

その虫はその地域の畑を食い荒らし始める。この話の主のおじいちゃんのおじいちゃんが所有する畑にもその虫の大群が迫ってきたそうである。そのままでは畑は全滅。

その時に、おじいちゃんのおじいちゃんがした事は、畑の前に祭壇を作って、きっちりと正装して、祭壇に向かって声を出してこう願ったそうである。

「虫様。どうか他へ行って下さい。私の畑を荒らさないでください」

すると本当にそうなったんだって。そのおじいちゃんのおじいちゃんの畑だけ虫がより付かなかったんだって。

これ本当の話だったら農薬いらんよね?

 

でもこの話は、たぶん本当だと思う。10年間くらいの間に、俺はおじいちゃんに何度もこの話について尋ねたのね。おじいちゃんの答えは10年間まったくブレない。

「俺は祭壇の横でおじいちゃんの祈祷を見てたのだ」という。

 


この話が霊能力の話になるのか超能力の話になるのかは分からんのですが、それに、誰がやってもそうなるのか、それともそのおじいちゃんのおじいちゃんが特別に念力が強い人だったのか、それも分からないけど、

 

虫様か。虫に通用するんだったら人にも通用するのだろうか。

「虫様。どうか他へ行って下さい。私の畑を荒らさないでください」

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